根管治療の流れを徹底解説
- チャンネル なべみつ
- 2025年1月3日
- 読了時間: 3分

根管治療の流れを徹底解説
根管治療は、虫歯や歯の内部で起こる感染を治療し、歯を抜かずに健康な状態に戻す重要な治療法です。初めて根管治療を受ける患者さんにとっては、不安や疑問が多いかもしれません。本記事では、根管治療がどのような流れで進むのかを詳しく解説します。これを読めば、治療の全体像がつかめるはずです。
1. 初診時の診査と診断
根管治療の第一歩は、適切な診査と診断から始まります。以下のプロセスが一般的です。
1.1 問診と症状の確認
• 患者さんの症状(痛み、しみる感覚、歯茎の腫れなど)を詳しく聞き取ります。
• いつから痛みが始まったのか、どのような状況で痛むのかを把握します。
1.2 レントゲンやCT撮影
• レントゲンで歯や歯根の状態を確認します。
• 必要に応じてCT撮影を行い、歯の内部構造や感染の広がりを三次元的に把握します。
1.3 診断と治療計画の説明
• 診断結果を患者さんにわかりやすく説明します。
• 治療の流れや必要な処置について事前に共有し、治療に入る準備を整えます。
2. 根管治療のステップ
根管治療は、次のようなステップで進められます。
2.1 麻酔
• 痛みを抑えるために局所麻酔を行います。麻酔が十分に効いてから治療を始めるため、痛みの心配はありません。
2.2 ラバーダム防湿の装着
• ラバーダム(ゴムのシート)を使用して治療する歯を隔離します。
• これにより唾液や細菌の侵入を防ぎ、無菌的な環境を確保します。
2.3 歯髄の除去
• 歯の内部にある感染した歯髄を除去します。これを「抜髄」と呼びます。
• 専用の器具を使って、歯髄を丁寧に取り除きます。
2.4 根管の清掃と成形
• 根管内を専用のファイルで清掃し、感染した組織や細菌を取り除きます。
• 同時に、根管の形を整え、充填材を入れる準備をします。
2.5 根管の消毒
• 消毒薬を使用して根管内を完全に無菌化します。このステップは治療の成功率を左右する重要な工程です。
3. 根管の充填と最終処置
3.1 根管の充填
• ガッタパーチャというゴム状の材料を使用して、根管を隙間なく密封します。
• 再感染を防ぐための非常に重要なステップです。
3.2 被せ物の装着
• 根管治療が完了した歯は、脆くなりやすいためクラウン(被せ物)を装着して保護します。
• クラウンによって噛む力が分散され、歯を長く健康な状態で維持できます。
4. 根管治療の所要時間
• 治療回数: 症例によりますが、1~3回程度の通院が一般的です。
• 治療時間: 1回の治療時間は30分~1時間程度が目安です。
5. 根管治療の注意点
治療後に歯を健康に保つためには、以下の点に注意してください:
• 治療後は歯に違和感がある場合がありますが、数日で改善します。
• 治療中や治療後の経過観察を忘れずに行いましょう。
• 被せ物を装着するまで、治療した歯で硬いものを噛むのは避けてください。
6. まとめ
根管治療は、歯を保存するための重要な治療法です。正確な診断と計画的な治療が成功の鍵となります。治療の流れを理解することで、不安を軽減し、安心して治療を受けることができます。
もし疑問や不安がある場合は、事前に歯科医師に相談してみてください。適切な説明を受けることで、治療を前向きに受けられるでしょう。



コメント